Rose of blood
「あの、私は何をすれば宜しいでしょうか?」
「私この部屋から出られないので、話し相手になってもらえると嬉しいです」
「話し相手……ですか?」
ぽかんとした顔で聞き返すラキを見て思わず笑ってしまう。
「はい」
「かしこまりました。それと瑠花様、私のような使用人に敬語などお使いにならないで下さい」
「じゃぁラキも敬語をやめてくれる?」
「それはなりません!!
それにシエル様や女官長にも怒られてしまいますので……」
ラキが本当に困った顔をするから無理にはお願いできなかった。
「私この部屋から出られないので、話し相手になってもらえると嬉しいです」
「話し相手……ですか?」
ぽかんとした顔で聞き返すラキを見て思わず笑ってしまう。
「はい」
「かしこまりました。それと瑠花様、私のような使用人に敬語などお使いにならないで下さい」
「じゃぁラキも敬語をやめてくれる?」
「それはなりません!!
それにシエル様や女官長にも怒られてしまいますので……」
ラキが本当に困った顔をするから無理にはお願いできなかった。