Rose of blood
『お前さんには少しずつ心を開いていってるのかもな』
「そんなことないです。私がズカズカと心の中に入っていってるだけだと思います」
自分で言っていて苦笑いになってしまう。
私は誰に対してもいつも一方的に接してしまっている気がする。
こんなんじゃダメだよね……。
『あいつにはそれぐらいが丁度いい。今まであいつにズケズケとものを言うような奴いなかったからな』
「こんなにたくさんの人がdarkmoonに属しているのにですか!?」
『ここに入りたいと志願してくる者もいれば、カインが連れてくる者もいる。だがあいつは群れるのが苦手でね……ここまで大きくしといて勝手な奴だよ、全く』
確かに団体行動は苦手そうな感じ。
でも組織に入れといてそれってかなり身勝手じゃない!?
「他者に興味ないのに連れて帰ってくるんですか?」
『あいつがここに連れてくるのは決まって捨てられた奴、もしくは行く当てのない奴らだ』
「そんなことないです。私がズカズカと心の中に入っていってるだけだと思います」
自分で言っていて苦笑いになってしまう。
私は誰に対してもいつも一方的に接してしまっている気がする。
こんなんじゃダメだよね……。
『あいつにはそれぐらいが丁度いい。今まであいつにズケズケとものを言うような奴いなかったからな』
「こんなにたくさんの人がdarkmoonに属しているのにですか!?」
『ここに入りたいと志願してくる者もいれば、カインが連れてくる者もいる。だがあいつは群れるのが苦手でね……ここまで大きくしといて勝手な奴だよ、全く』
確かに団体行動は苦手そうな感じ。
でも組織に入れといてそれってかなり身勝手じゃない!?
「他者に興味ないのに連れて帰ってくるんですか?」
『あいつがここに連れてくるのは決まって捨てられた奴、もしくは行く当てのない奴らだ』