Rose of blood
アイシャとアマンダの話が終わったら、使用人が呼びに来てくれる手筈になっている。
私とシエルは自室で使用人がやってくるのを待っていた。
どことなく部屋には重たい空気が流れている。
そんな中ドアがノックされ、使用人が来たと思ったら、顔を覗かせたのはセリアルだった。
『どうした?』
『僕もここで待っててもいいかな?』
「勿論よ」
1人でいると気を紛らわすことができないんだろう。
ソファーに座ったセリアルだが、落ち着かないのかキョロキョロしている。
『少し落ち着け』
『……うん』
『アイシャが心配か?』
『……うん』
セリアルは今にも泣きそうな顔をしている。
本当に自分の感情に素直な子。
私とシエルは自室で使用人がやってくるのを待っていた。
どことなく部屋には重たい空気が流れている。
そんな中ドアがノックされ、使用人が来たと思ったら、顔を覗かせたのはセリアルだった。
『どうした?』
『僕もここで待っててもいいかな?』
「勿論よ」
1人でいると気を紛らわすことができないんだろう。
ソファーに座ったセリアルだが、落ち着かないのかキョロキョロしている。
『少し落ち着け』
『……うん』
『アイシャが心配か?』
『……うん』
セリアルは今にも泣きそうな顔をしている。
本当に自分の感情に素直な子。