Rose of blood
「そんなッッ私ごときが瑠花様のお友達などおこがましいです!!」

「ラキ、瑠花様がせっかくご友人だとおっしゃって下さっているのですから、よいではないですか」

「ですが……」

「これからは瑠花様のよき友人として、職務もしっかりこなしなさい」

「はいっ!!」



戸惑っていたラキはカナリアさんの言葉に頷き、嬉しそうに笑ってくれた。


これからもっとラキと仲良くなりたい。


今日はカナリアさんも交えての初めての三人でのティータイム。


気付いてはいけない感情に気付いてしまったけど、とても充実した楽しい時間だった。






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