Rose of blood
「パパ、ママ、私を育ててくれてありがとう。二人の子供でいられて凄く幸せだよ」
「何を言うの。それを言うなら私たちの方だわ」
『こんなに優しくて素直な子に育ってくれて、瑠花は私たちの自慢の娘だ』
そう言って父が私の前に小さな箱を置いた。
『私たちからの誕生日プレゼントだよ』
「ありがとう。開けて見てもいい?」
「もちろんよ」
私は箱を手に取りリボンをほどいた。
箱の中には金の薔薇に真っ赤なルビーが埋め込まれたピアスが入っていた。
「何を言うの。それを言うなら私たちの方だわ」
『こんなに優しくて素直な子に育ってくれて、瑠花は私たちの自慢の娘だ』
そう言って父が私の前に小さな箱を置いた。
『私たちからの誕生日プレゼントだよ』
「ありがとう。開けて見てもいい?」
「もちろんよ」
私は箱を手に取りリボンをほどいた。
箱の中には金の薔薇に真っ赤なルビーが埋め込まれたピアスが入っていた。