海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜
「真愛…、あんまり変な事言うもんじゃない…よ…。」
「ふ〜ん、なら私が浩二をとるよ。なんか、下級生といい関係になりかけてたんで、邪魔しといたけど…。」
「ま…い!?」
「私だって、お邪魔虫のままで我慢しようと思ってたけど…。お姉ちゃんが…。でも、お姉ちゃんがウケミンのままなら…、私だってたまに会うお兄ちゃんじゃなくて…浩二を…。」
と、真愛は、浩二を見つめた。