海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


仁藤が何か言いたそうな顔をし、荒井は、

「わかってる。ともは何も言ってない。私達が言った事…。ちゃんと、まっつ〜先輩には話してあげるから。」

と、仁藤の手を引っ張って早歩きを始めた。



「なんで、美由紀ちゃんがいるの…。拗れちゃうじゃない…。」

汐莉は、急ぎ足で戻っている。


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