海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜



「まっ、待ったぁ〜」

仁藤を引っ張っている荒井が現れた。


「私、荒井明日香。この子、松浦先輩の彼女、仁藤巴の親友です。」

荒井は呼吸を整えてから、
美由紀に挑むような視線を向けて言った。

美由紀は、プッと吹き出した後、

「そうなの?」

浩二を見た。


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