海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


沈黙が続き、福永が間に入った。

「汐莉は…、何が言いたいんだ?」

「こうちゃんとは、小学校1年生の頃を最後に遊んでないけど…。その頃から男の子と女の子が変に意識してわざと対立したりするんだけど…。」

「あったな、俺も。」

福永が頷く。

「別におかしくないだろ?」

浩二が続いた。


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