海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜
「かわいいですぅ。そんなこーちん先輩見てるとキュン死しそうです。」
「へっ…あの…。」
顔を赤らめる浩二を見て、汐莉はため息を一つ吐くと、立ち上がりながら、浩二の頭を叩いた。
「なに、もえちゃんにからかわれてるの。撮影行くよ。もえちゃんも余り、こうちゃんをからかわないの。こいつ…かなり、一杯一杯だから。」
「はぁ〜い。」
仁藤は、舌を出してから立ち上がった。