海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「トモミちゃん…。」

伸ばしかけた手を浩二は下ろすと美由紀の方を見た。



「カット〜。これで『波のワルツ』クランクアップです〜!」

三厨の声が響いた。

その声に、

「おっつ〜。」

などと、手を握り合う部員達。

そんな中、仁藤も浩二の側に戻って来た。


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