海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「こうちゃんのおばさんから全部聞いたの、中学の卒業式の時…偶然に会ってさ。そして言ってた…。みゆきちゃんと会えなくなってから、こうちゃんは女の子と仲良くなるのを避けてるって…。」

「そんな話…初耳だ。」

黙り込む浩二を見ながら福永は言った。


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