海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜




「ごめんね、巴ちゃん。」

真愛が右手を出した


帰るため、常滑駅まで送ってもらった富永高校・映画研究部に、真愛は改札口までついてきていた。


「何がですかぁ?」

仁藤は首を捻った。

「そんなんじゃ、浩二に遊ばれて、捨てられちゃうぞ。」

「な、なんで!?こーちん先輩は…。」


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