海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


その姿を見ながら、美由紀は、

「巴ちゃんも来てくれたんだ…。学園祭なのに…。」

と、浩二の側に寄った。

「うん。一緒に行くってきかなくてさ…。」

「監視かな?」

美由紀は笑った。

「ないない。」

浩二も笑った。


そして少し間をあけて、

「真愛なまこは、無事に彗星に戻れそうだね。」

浩二は、『双子の話』を持ちだした。


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