海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「ってか、人で無しのヒトデに彗星の世話は無理だよ、こーちん。」

「ともちゃん…ヒトデ…俺が!?」

「そうだよ。美由紀さんや、しおりん先輩や私の気持ちを弄んだんだから。人で無しのヒトデだよ。」

仁藤はいたずらっぽく笑みを浮かべた。

「そうだ、浩二君は、ヒトデになるね。」

美由紀も笑いながら続いた。


< 260 / 272 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop