海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜



浩二達は、美由紀とひとしきり話すと、姉妹だけを残してデッキに上がっていたのだ。

3人は何も話す事なく飛行機を見続けた。

やがて、飛行機が滑走路に向かって出て行った時、

「浩二、ホントにありがとうね。お姉ちゃんが昔みたいに輝き始めた。」

真愛が呟いた。


< 264 / 272 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop