海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「わかってない!中学校を見て、懐かしんでる場合じゃないよ!こうちゃんがそんなんじゃ、簡単にフラれるからね!だいたい……。」

汐莉の浩二への口撃はさらに激しさを増そうとしていた。

その様子を眺めていた福永は、汐莉を見ながら数日前の校庭での日の事を思い出していた。

浩二が、役作りをして素直になれないと話していた日の事を…。


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