■短編■-茜空-
うちのお店はチェーン店などはなく、小さな個人店だ。
出入り口はガラス張りで、壁は白が強めのクリーム色にところどころレンガのような岩が張り付いているアットホームな雰囲気の店で、私はこの店をとても気に入っている。
日曜日以外は基本マスターと2人で運営。
マスターはとても優しい人で、今まで失敗したって一度も怒られたことはない。
いつだって笑ってるんだ。
そんなマスターの人柄の良さに惹かれ来るお客さんも少なくはないと思う。
主な仕事はホールとキッチン。
「楓ちゃん、これ1番テーブルに運んでくれるかな?」
『はいッ』
マスターからケーキを受け取り一番テーブルに運び終わると、時計は5時をさしていた。
出入り口はガラス張りで、壁は白が強めのクリーム色にところどころレンガのような岩が張り付いているアットホームな雰囲気の店で、私はこの店をとても気に入っている。
日曜日以外は基本マスターと2人で運営。
マスターはとても優しい人で、今まで失敗したって一度も怒られたことはない。
いつだって笑ってるんだ。
そんなマスターの人柄の良さに惹かれ来るお客さんも少なくはないと思う。
主な仕事はホールとキッチン。
「楓ちゃん、これ1番テーブルに運んでくれるかな?」
『はいッ』
マスターからケーキを受け取り一番テーブルに運び終わると、時計は5時をさしていた。