■短編■-茜空-
目を大きく見開く美緒を見て、うーんと考える。
『やっぱ少ない?』
「少ないっ少ないっ超少なーい!!なんでそんな早くやめたの!?」
『いや、だって先輩あんまりメール好きじゃないって言ってたし、私もそこまで好きじゃないし…いいかな?って』
私がそう言うと美緒は、はあ~と大きくため息をついた。
「折角アド聞いたんだからもっと積極的にいかなきゃダメじゃんよーっ」
「すっすみません…」
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