■短編■-茜空-



美緒の言ったことが本当ならすごい嬉しいかも…



その日は授業にあまり集中出来ず、今日はなんて送ろう♪また告白しようかな♪なんて考えてた。



本当にバカみたいに浮かれてたんだ。



HRが終わり、鞄に宿題を詰め、美緒の席に向かった。



『美緒ー帰ろっ』


「あっ!!!楓ごめん!!今日集まりがあって残らなきゃいけないのっ遅くなるから先帰ってて?」


『えーそっかあー……わかったよっまた明日ね♪』


「バイバイ♪」


美緒に手を振り、教室を出た。


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