■短編■-茜空-
なつみちゃんの部屋はピンクで統一されて可愛らしい部屋だった。
「ここのお店のケーキ凄くおいしいのっ一週間に一回は必ず行くんだっ」
と、冷蔵庫から持ってきたケーキを頬張りながら、なつみちゃんは言った。
残念ながら甘い物が苦手な私にはアイスコーヒーを持ってきてくれた。
「ふふっそれにしても最初楓ちゃん見た時びっくりしちゃったっお兄ちゃんが女の子といるなんて久しぶりだもん!それにあか……」
『あか?』
そこまで言って、なつみちゃんは口を押さえ、気まずそうな顔をして目を逸らしている。
《なに…?》
変に心臓がドクドク鳴る。
あの何かが喉から出てくるような気持ち悪い感覚…
嫌な予感がする時、いつもこうなるんだ…
嫌な汗が一筋流れた時、なつみちゃんは口を開いた。
「お兄ちゃんね…………」
「ここのお店のケーキ凄くおいしいのっ一週間に一回は必ず行くんだっ」
と、冷蔵庫から持ってきたケーキを頬張りながら、なつみちゃんは言った。
残念ながら甘い物が苦手な私にはアイスコーヒーを持ってきてくれた。
「ふふっそれにしても最初楓ちゃん見た時びっくりしちゃったっお兄ちゃんが女の子といるなんて久しぶりだもん!それにあか……」
『あか?』
そこまで言って、なつみちゃんは口を押さえ、気まずそうな顔をして目を逸らしている。
《なに…?》
変に心臓がドクドク鳴る。
あの何かが喉から出てくるような気持ち悪い感覚…
嫌な予感がする時、いつもこうなるんだ…
嫌な汗が一筋流れた時、なつみちゃんは口を開いた。
「お兄ちゃんね…………」