いじわるな先生が大好きで
―――・・・・・・え???
キス……??
ええええええええええええええええ!?
「な・・・ん、で?」
体中が熱く心臓のドキドキがうるさかった。
キスされた所に手を当てると本当に熱かった。
不意に思うこと。
“嫌じゃなかった”ということ。
嫌じゃなくて、本当は、“嬉しかった”ということ。
「あたし・・・好きになっちゃったのかな・・・」
ようやく気づいたあたしの気持ち。
まだ、元彼への未練がなくなった訳ではなかったが、
明らかに今、あたしの心をかき乱して、ドキドキさせるのは、先生だった。