マイベイビー&ハピネス☆
* * *
木曜の夜。
静かなカフェに、雨晴雫を呼び出した。
俺の腕の中でスヤスヤ眠る大翔。
それを見るなり、雫は頬を引きつらせた。
「…俺と、あなたの子ですよね」
「…知らない。私は知らないわ」
「とぼけないで下さい。DNA鑑定で確かめたんです」
「か、鑑定!?そんな勝手に…」
「勝手なのはお互い様です。妊娠した時、どうして俺に一言もなかったんですか」
雫は、黙ってうつむき、少し深呼吸して、話し始めた。