マイベイビー&ハピネス☆

「途中で大翔くんを警察に連れて行って終わらせようとした……。でも、苦しんでる薫を見たら、それも出来なくなって……。だから、大翔くんが、こんなことになったのは全部私のせい……私は最低」


俺はヒカルを抱き寄せた。

腕がズキズキ痛んだが、そんなこと気にならない。


「いいから」

「……」

「もういいから」

「……」

「全部俺が悪いんだ。全部俺のせいなんだ。ヒカルは何も悪くない。分かってる」

「……薫」


ヒカルは俺の胸に顔をうずめ、肩を震わせ言った。

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