マイベイビー&ハピネス☆
「お前のガールフレンド、お前がケガして気が動転してたぞ。それでも気丈に警察へ行ったんだ。あとで、ちゃんと謝っとけよ」
「ああ、分かってる」
ヒカルには、ホントに迷惑をかけた。
感謝も謝罪もしきれない。
ペッッチーン!!
「いでっ!もう、何だよ?」
「何だじゃねェよ。お前のこと、兄貴に連絡したら、なんか俺すげぇ怒られたんだけど。なぜに俺?なぜに?」
ペシペシペシペシ!
「いや分かった!ホントごめん!悪かった!叩くなよ!ナースコール押すぞ!」
平手を避けようと動き、痛みに顔をしかめたら、ようやく攻撃がやんだ。
俺はため息をつく。