マイベイビー&ハピネス☆
「DNA鑑定の結果、月曜に出るって言ってたろ?
俺、一刻も早くコイツを警察に届けたいんだ。
だから、今日はここで鑑定結果を待とうと思う」
「警察に届ける?自分の子じゃないっつー根拠でも思いついたのか?」
「だって冷静に考えりゃ、俺が父親なんておかしな話だろーが」
「根拠になってないぞ。
――まぁでも、結果として、お前の言ってることは、間違っちゃいないわけだが」
え…?
「何?もしかして、もう結果が……」
「ああ、来てる」
「先言えよっ!…で!?」
とび起きた俺に、信也はフッと微笑み、机から一枚の紙取り出し言った。
「どうやら、母親候補のサンプル採取も、無駄な仕事だったようだ」
てことは、つまり……。
俺は紙をひったくった。
DNA鑑定の結果――。