マイベイビー&ハピネス☆

「一ノ瀬!」

バシンッ!

俺は、ううっと身を起こした。

顔を上げると、数学のカヨちゃん先生が、ハリセン代わりにした教科書を片手に、こっちを睨んでいた。


「おはよう、一ノ瀬くん」


カヨちゃん先生、今日も美人。

ボンヤリしつつ俺は、

大きく開いたその胸元に目をやり、

少し、ドキリ。

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