RE;君がくれた勇気
あたしの世界
☆退屈な生活が始まる。形だけの友達をとりまとめてひとりの人を攻撃する。それは男子でも同じだ。何故みんな同じでいようとするのか、何故人と違うことを拒むのかわからない。形だけの友達といて何が楽しいんだろうか。そう思いながら私はその群れを見物している。必要最低げんの友達を作って。
あたしはいじめられることもなく、ただ数名の男子に無視される生活を中学に入って一年目に経験した。どうってことないけど。その後だんだん私は人と話すことが怖くなってしまった。
そんな中、1ヶ月に一回あるかないかのささやかな楽しみがあった。それは咲月 洸一のつぶやきだった。咲月は学年でも有名なやつで人気の高い人だ。その咲月がなぜかあたしとすれ違うときに何かつぶやく。彼がわざわざあたしにつぶやく理由を最近知りたくなった。
いつも咲月のまわりには人が集まってくる。
そんな彼と私には妙な共通点があった。それは人に振り回される事が嫌いなことだった。彼は人々の中心にいるなかで自分の世界を持ち続けていた。
咲月とあたしは同じクラスになった。咲月のおかげで最初あたしを避けていた男子もあたしに話しかけるようになった。席替えがあるにもかかわらず、あたしは結局咲月と半年間同じ班だった。 調理実習の時は手先の不器用なあたしが困っているといろいろと教えてくれた。咲月とあたしが話しているのを見てあたしを攻める人もいたけど咲月と話そうともしないでよくもあたしにあたれるなって思う。まあ、それはいいとして
そろそろ本編に(@^^@)/
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