好きになってごめんね……先生。
「拓海、座るよ。」



私の合図が通じたのかなっちゃんは無理やり拓海の腕を引っ張った。



拓海は渋々だけど席についた。



「拓海、ありがとう。」



「何がありがとうだよ?造り笑顔で言うなよ。」



これ以上、拓海が怒らないように私は笑顔で言ったのに拓海には造り笑顔ってバレてるんだね…。



「ごめんね…拓海…。」
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