好きになってごめんね……先生。
『だから、先生と上手くやってよね?邪魔しないでよ…。』



「うん…。」



『じゃあ、明日、学校でね。なっちゃんにありがとうって言っといて。』



「うん。言っとくよ。明日ね。」



美香の声には元気がなくて泣いてる気がした。



先生とは上手くできないけど私は美香のためにもはっきり拓海に断らないといけないよね。



いつまでもはっきりしなかったから悪いんだよね。
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