好きになってごめんね……先生。
刻々と先生と別れる時間が近づいてる。



ゲーセンを出たあと家までは一瞬に感じた。



もう言わなくてはいけない。



「先生、もう化学室には行けない。」



「あ?別れたいってことか?」



「うん…。」



「それなら無理だぞ。付き合うときの約束忘れたのかな?」
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