好きになってごめんね……先生。
月曜日。



検査から戻ってきて退屈な時間を過ごしてるから先生のことばかり浮かんでくる。



トントン。部屋をノックする音が聞こえる。



私は一応、二人部屋なんだけど今は隣のベッドは空いてるから私だけしかいない。



「はい。どうぞ〜。」



ドアが開いて入ってきたのは先生だった。



「………先生?」
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