好きになってごめんね……先生。
今から拓海に嘘をつくこと許してください。



私は薬指の指輪を拓海に見せる。



「先生とそういうことになっちゃった。これから先、どうなるかわからないけど先生はそれでもいいって言ってくれてるの。」



「もう俺が入る余地はないってことか?」



「うん…。拓海には絶対に幸せになってほしいし健康で良い人見つけてほしい。」



「でも何かあったらいつでも頼れよ?幼なじみとしてでもいいから。」



「ありがとう…。」
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