好きになってごめんね……先生。
目をつぶらされて開けた瞬間に飛びこんできた夜景。



後ろから抱きしめられた先生の温もり。



そして先生とのキスの感触。



私は何時間もずっとずっと夜景を見ていた。



「奈緒…。」



…………えっ?空耳?



姿が見えなくてもわかるこの声は先生。
< 218 / 228 >

この作品をシェア

pagetop