好きになってごめんね……先生。
「変な奴。自分で言っときながら忘れたのか?」



「覚えてる。先生ありがとう。」



大慌てで首を左右に振りながらそう言った。



「そろそろ帰ろうか?親帰ってくる時間になるだろ?」



私は頷いてもう一度最後にじっくり夜景をみながら「また来れますように…」と呟いた。



それからまた1時間ぐらいかけて帰って行ってる。



しかも先生は私の家も覚えてた様子で私が何も言わなくても家の前まで着いてしまった。
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