好きになってごめんね……先生。
「この前のことだけど焦らずゆっくり考えてほしい。奈緒とは気まずくなりたくないからな。今もこれからも気をつかうなよ?」



「うん…。わかってるよ。私も拓海とは気まずくなりたくないし。」



ゆっくり考えてと言われて結局、今日は断れそうにない。



私たちはいつもより会話がぎこちなかった。



気をつかうな言われても変に意識する。



学校に着いて教室に入る。



「奈緒〜。おはよう。」
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