黒ユリのタンゴ
いよいよ百人一首大会当日。


結局、夕べはあまり寝付けなかった。



先生方も当日は見回りをしてくれることになった。

でも、何も起きないとは限らないのだ。



・・・大丈夫だろうか。




もし。


私たちが考えている「あの人」が犯人だとしたら。


私たちだけではどうしようもできないかもしれないのだ。


< 150 / 205 >

この作品をシェア

pagetop