黒ユリのタンゴ
うん。

これでもう二人は、大丈夫。


確認した私は、

背中を向けて、部屋を出ながらこうボスに告げる。


うう。

顔はもうぐちゃぐちゃだ。

見せらんない・・・。



「ボス。

最後に締めの委員会、やってくださいね!

今の報告会も兼ねて!!」



そして扉を閉めた。



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