きみが見た光
(…よし)

静かに目の前にある機関銃を手に取り、構える。

Ready go!

画面の合図と同時に、俺は襲い掛かってくるいくつものゾンビに向かって、その銃をぶっ放した。

本物の機関銃なんて触ったことないが、偽物のそれは、やたらとトリガーが軽い。

俺は夢中になって目の前の敵を倒していた。

High score!

Next challenge
Yes or No ?

もちろん"Yes"にカーソルを合わせ、決定ボタンを押す。すると、すぐに第2ラウンドが始まった。俺は再び構えて、おもちゃの機関銃を振り回していた。



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