俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「なんてね…」

「は?」

祐二さんは取り乱した私の表情を見て、くすくすと笑いだした。

「言っただろ、僕はゲイだって。女の子には全く性的な欲望が湧かないんだ」

「はぁ…」

「勿論、君に魅力が無い訳じゃないからね。君は女の子として立派に可愛いし、僕も性的なマイノリティじゃなければ、好きになって居たと思うよ。そこは自信を持って」

「は…い…」

「じゃぁ、さっきの話、少し練習してみようか。良いかい、物を図形として覚えるんだ…」

祐二さんは尚哉に教えたと言う記憶法を私に伝授してくれた

でも、この方法は、物凄く疲れるし。物凄い集中力が必要だった。私には出来そうにない。やっぱり尚哉は凄いと言う事だろうか…
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