俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
◆◇◆◇◆◇

私はベッドの中で尚哉に尋ねた。

「ねぇ、尚哉…尚哉は私と一番最初、突き合う時に、セフレならって言ったよね」

「ん、ああ、なんか悪い事言っちゃったな」

「沙羅とは、そう言う関係だったの?」

尚哉はちょっと考え込んだ。

「そうだな、恋人って言うには少し距離が有りすぎたし、友達って呼ぶには距離が近すぎた。」

「尚哉…」

「実は桃子とは、これほど距離が縮める事が出来るとは、思っても見なかった」

そう言って尚哉は、まっすぐ私を見詰めた。

「一目惚れって、有るもんだと思ったよ。そんな事、気にして無かったからね」

「一目惚れ?」

「なんて言うか、こう、自分の片割れを見つけた感じ…とでも言えば良いかな

「尚哉の片割れ…」
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