俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
少しは大人になれたかなぁ、色んな意味で。セックスもそうだけど、勉強もする様に成ったし、料理もする様に成った。

お母さんは、尚哉と私に体の関係が有る事を知っている。その上で黙認されている以上、無用な弱みを見せる訳には行かない。学校の先生も、ちょっと驚く位、成績が上がったし、尚哉に見劣りしない女になると言う計画は、順調に達成しつつあるのだ。

「尚哉…」

「ん?」

「ありがと…」

尚哉は私の、ありがとうの意味が良く分らなかったらしいが、それはそれで、良いと思う。

もう直ぐ夏だ。今年の夏は、色んな事をして見たいと思う。

そう思いながら私達は、甘い口付を交わした。

◆◇◆◇◆◇

祐二さんが、再び、尚哉の部屋に現れる様に成った。彼の話によると、病院派も直ぐ隊員に成るのだそうだ。その後は、自助会に所属して、引き続いて、リハビリをつうけるそうだ。
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