俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「以前話した事が有ったかも知れないけど、もし大学に行けるのならば、美大でカメラの勉強をしたいと思ってる。祐二が言うのは経済学部への進学だろう…ちょっと、素直に受けられないんだよ」

ああ、そうか、尚哉の夢はそうだった。

「でも、祐二さんの会社って、意外と時間が自由になる処じゃないの?いっつも尚哉の部屋に顔出してるじゃない。それだけ時間が有れば、仕事しながらでも勉強できるんじゃないかしら」

「ん、でも、仕事に就いちゃったら意外とj管は取れない物じゃ無いのかな、桃子のお父さんはどんな感じだい?」

「私のお父さんは…」

私のお父さんは、帰って来たらお風呂入ってからビール呑んでるイメージが…

「だろ?」

「うん…そうだね」

私達はちょっと深刻な表情で考え込んだ。それを見た、優香・紗和ペアは何かひそひそ場無しを始めた。私は、それを見て、きっぱりと言った。

「別れませんからね…」
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