俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~

◆◇◆◇◆◇

尚哉はほぼ一週間考え込んで結論を出した。それは、祐二さんの申し出をうけると言う事にしたのだ。

そして、祐二さんにも変化が有った。祐二さんは、自分の会社を他の人に任せて、経営から見を引くと言うと言う事だった。

やはり警察沙汰に成った人物が会社のトップに居るのは如何な物かと言う事になってしまったらしい。祐二さんは、会長と言う立場に落ち着いて、会社の名前も変わるらしかった。

「まぁ、仕方が無い事だね」

そう話す祐二さんは、ちょっと残念そうな表情をしていたが、これで、社会的な責任も全うしたと言う清々しさも見て取れた。

尚哉の部屋には、これからも、無断で上がり込む事は変わりが無いし、尚哉もそれを気にする事はしない。

私もそうだ。今度は、もっと色々な事を教えて貰うんだ、私は一人でそう決めた。
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