俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
◆◇◆◇◆◇

私は、お母さんに、学校で貰ったプリントを見せながら、自分の決意を説明した。

「尚哉君…だっけ、彼がここの大学に行くから自分も行きたいのね。でも、大丈夫?これから、よほど頑張らないと合格できないわよ。確かに、今の処、成績は鰻上りだからこの調子で行けば良いのだろうけど、お母さんはちょっと心配」

「私も実は心配なんだ。でも、尚哉が一緒に行こうって言ってくれるのなら、私に出来るのなら、やってみたいの」

お母さんは、私の考えを聞いて、ちょっとの間、考え込んだ。

「ねぇ、桃子…」

「なに?」

「あなた、一度、尚哉君…家につれてらっしゃい。お父さんにも会ってもらいましょう」

「えええ~~~?」

私は思わず声をあげてしまった。

「だって、尚哉の事は、私とお母さんの秘密だって…」

「考えが変わった。私も、その彼氏と、一度話してみたい」

「だって、私達…」

「体まで許した関係なんでしょ。だったら、なおさらよ」
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