俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
◆◇◆◇◆◇
「桃子、おっはよぉ❤」
朝、教室へ向かう道すがら、優香・紗和ペアが腕を組んで幸せそうに私に挨拶して、女同士と言う事を、全く気にする事も無く、玄関に向かって消えて行った。
あの二人…何処まで進んだんだろう、今度じっくり聞いてみよう。
でも、今日は、そんな事を気にしている場合じゃぁない。今日は木曜日。お母さんに指定された日までは、あと三日しかない。
「よお、桃子」
「うわ、出た!」
「な、何が…何処に…」
尚哉は私の声に驚いてあたりをきょろきょろと見まわした。出たのは尚哉よ、そう言いたかったが、先ずは、ここは冷静にならなければならない。
「あ、あのさ、尚哉…ちょっとお願いが…有るんだけど…な」
私は言葉を選んで慎重に尚哉に向かって、昨日のお母さんとのやり取りを説明した。
「なるほどね…」
「どう、尚哉」
「ん、なんか、こう、来るべき物が来たんだなって感じだよ」
「家に、来てくれる?」
「桃子、おっはよぉ❤」
朝、教室へ向かう道すがら、優香・紗和ペアが腕を組んで幸せそうに私に挨拶して、女同士と言う事を、全く気にする事も無く、玄関に向かって消えて行った。
あの二人…何処まで進んだんだろう、今度じっくり聞いてみよう。
でも、今日は、そんな事を気にしている場合じゃぁない。今日は木曜日。お母さんに指定された日までは、あと三日しかない。
「よお、桃子」
「うわ、出た!」
「な、何が…何処に…」
尚哉は私の声に驚いてあたりをきょろきょろと見まわした。出たのは尚哉よ、そう言いたかったが、先ずは、ここは冷静にならなければならない。
「あ、あのさ、尚哉…ちょっとお願いが…有るんだけど…な」
私は言葉を選んで慎重に尚哉に向かって、昨日のお母さんとのやり取りを説明した。
「なるほどね…」
「どう、尚哉」
「ん、なんか、こう、来るべき物が来たんだなって感じだよ」
「家に、来てくれる?」