俺様彼氏と清純彼女～夢のおくりもの～

「お父さんのスタンスは、学生らしくない付き合いは反対だ、良いね」

「学生らしくって…学生らしくって何よ！」

お母さんが、ぱんぱんと手を叩く。

「はい、そこまでにしなさい。当人が居ないんじゃ話にならないわ。全ては日曜日よ、それまでに二人とも、自分の頭の中を整理しておきなさい」

お母さんの言葉で、その日は、それ以上お父さんと話す事は無かった。

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「昨日、お父さんに話したんだけど、お父さんは反対みたい。私達が付きあうのは」

尚哉はそれを聞いて、ちょっと考え込んだ。

「素直に賛成して貰えるとは思ってないよ。特に男親は、娘さんには厳しいだろうからね」

尚哉は、私のお父さんが反対の意思表示をする事は想定内だと言う様な反応だった。