俺様彼氏と清純彼女～夢のおくりもの～

「ママは自分の人生ってどう思う？」

「私？私の人生は…そうね、終わったら考えるわ。今は、今の事で精一杯」

「ふうん…」

ナナコママの表情は終始変わらず、寂そうに思えた。

◆◇◆◇◆◇

祐二さんが外国に移住して、尚哉の部屋に無断で上がり込むのは、私一人になってしまった。

「ん…」

「桃子…」

その性も有って、私達は、日がな一日愛し合う事も多くなった。

尚哉は最近とっても上手だ。以前と違って、安心して身を任せられる。

信頼感、と言うのは、セックスで一番必要な事ではないかと思う。異物を自分の中に受け入れるのだから、その不安感たるや、初めの頃は、怖くてしょうが無かったものだった。

今は、ちょっと、エッチな事も尚哉の為ならしてあげられる。