俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
開き直った女子高生は、怖いと言う事であろうか。

でも、桃子はちょっと心配だった。

漏れ伝わって来る情報によれば、ゲイとビアンを比較するとビアンの方が、経済的に貧しいと言う傾向が有るのだそうだが…

「だから、勉強するのよ。経済的に自立で来てれば、怖いものなんて無いんだから」

優香はそこも、考えている様だった。

なんとも頼もしい限りである。

こうして、またしても、奇妙な半同居生活が始まった。

「優香ちゃん、休憩❤」

「しょうが無いなぁ紗和…」

と、言って二人は熱い口付を交わす。

私と尚哉は、それを茫然と見詰めるだけだった。

二人にとって、キスは空気みたいなものらしい。

「尚哉…私も…」

「え?」
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