俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
ゆ、ゆうかぁ…」

「あはは、ごめんね桃子。紗和は、そうなると、誰にも止める事は出来ないのだよ」

そう言って笑っている。

おいおい、そう言う問題じゃあ無いだろう、責任者、何とかしなさいよ。

「紗和、がんばれ~」

ゆうかぁあ…

紗和は私にしっかりと抱きつくと、ホントに子猫みたいに私の頬を、ぺろぺろ舐める。そして、キスも。

「尚哉、ちょっと、この子…」

味方に成ってくれる筈の尚哉も、なんだか知らないけど静観を決め込んでいる。

珍しいのは分るけど、ホントにピンチなのだよ、あなたの恋人は…
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